「簡易企業価値判定、ピーターリンチ指数、詳細表示について」
・簡易企業価値判定の使い方
簡易企業価値判定の使い方ですが、ちょっと分かりにくいのですが、
以下の手順が必要です。
1、チェックしたい銘柄を表示する(注目銘柄や市場などを選ぶ)
2、下の方にあるラジオボタンで「企業価値」を選ぶ
3、「PBR,ROE,1株純流動資産ダウンロード」を実行
4、「予想EPS,営業利益ダウンロード」を実行
これで、「倍率」の項目をみて、なるべく大きい倍率の
銘柄をチェックすればいいかと思います。
#理想は2.0以上でしょうか。
#でも、1.0以上から色が変わるようにしてあります。
計算方法は、「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本」に掲載されていた
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事業価値+財産価値−負債=株主価値
(事業価値=営業利益×10)
(財産価値=流動資産−流動負債×1.2+「投資その他資産」)
(負債=固定負債+少数株主分)
株主価値÷発行済み株数=1株価値
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です。
この1株価値から現在の株価が何倍かを表示します。
#営業利益は3年分の平均値を使用してあります。
・ピーターリンチ指数
下のラジオボックスに「予想EPS」とありますが、
この中に「P.R指数」というのがあります。
これは、ピーターリンチの
「ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け」
に書いてあった割安度判定方法の値なのですが、
(長期成長率+配当利回り)÷PER
という式から求めてあります。
値が大きいほど割安で、1.5以上は欲しいところです。
できれば2.0以上あると良いかもしれません。
使い方ですが、「予想EPS...」のダウンロードと
「PER...」のダウンロードをすれば計算されます。
・詳細表示について
銘柄を右クリックして「詳細表示」を選べば、
最大5年分のROE,EPS,自己資本率などの数値や、
CFの数値などがみれます。
#「PBR...」のダウンロードが必要です。
まず、営業CFや投資CF,財務CFを見ます。
営業CFがプラスで、投資CF,財務CFがマイナスだと◎です。
#ペトロや中国移動がこれに該当しますね。
その次に、ROEの推移を見ます。
15%以上が望ましいです。
また、減少してきていたら、今後の雲行きが怪しいかもしれませんので、
その理由を判断しないとダメだと思います。
ROEは、
売上高純利益率、総資産回転率、財務レバレッジ寄与度
の3つで決まります。
それぞれ、収益性、効率性、安全性を表しています。
後者2つは会社の体質ですから、あまり値は変化しないですが、
売上高純利益率は、大きく変化することがあるようです。
また、財務レバレッジ寄与度は、3.0以上だと借金しすぎで
ダメのようです。
次に、
総資産/売上高
をみて、バランスシートが肥大化していないかを見ます。
値がどんどん小さくなっていればOKです。
これらの詳細は、
「決算書でわかる儲けの極意 3倍株投資法」
をみれば良いかと思います。
あとは、PER,PBR,配当利回りをチェックしたり、時価総額を
チェックしたり、etnetで株主をチェックしたり、
UWやライブドアのチャートをみたりしていますね。
とりあえず、現在の私はCSMを使用して、
これらの値をチェックしております。