・「バフェットcalc」の使い方
このソフトは、EPSの成長率から、
期待収益率を計算するソフトです。
例えば、浙江高速道路のEPSは、「中国企業情報」によると
以下のように推移しています。
1999 0.126
2000 0.146
2001 0.175
2002 0.205
で、これを見ながら数値を入力します。
#下の画像も参考にしながら、説明を読んでくださいね。
(1)開始西暦のところに1999といれて、
EPSは、0.126と入れます。
(2)次に、終了西暦のところに2002といれて、EPSは、0.205と入れます。
(3)今回は10年後を予想したいので、10と入れます。
(4)次に、予想PERを入れます。
とりあず、20ぐらいかな。
(5)そして、株を買った西暦と、取得株価、投資した金額を入れます。
(6)1回ここで、下の方にある「計算する」ボタンを押した方がいいかな?
そうすると、予想株価(7)が出てきますので、それを踏まえて、
売却価格を入力してみます。
(8)今回は、予想株価が20.768とでたので、売却価格は、20としてみました。
(9)ここで、再度「計算する」ボタンを押します。
すると、年平均収益率(10)や、投資した金額がいくらになるか(予想金額)(11)が
計算されます。
だいたい、こんな感じです。
ちなみに、「バフェットの銘柄選択術」に載っていた例では、
キャピタル・シティーズだと、予想PERが低めでその値で売ったとすると
年平均収益率は22.4%、予想PERが高めでその値で売ったとすると、
28.8%となっていました。
おそらく、20%を越えれば、まぁOKなのではないでしょうか?
#でも、ちょっと気になることがあって、EPSの単位は元で、株価はHKDだから
#その違いを考慮しなくてもいいのかが、よく分からないのですよね…。
#まぁ、これは調べてみないといけないですね…。
#また、EPSの成長率を計算するには、最低でも7年は欲しい、と書いて
#あったのですが、今回は4年分しかなくて、ちょっとサンプル数が少ない
#ですね。これは、少し問題があると思います。