今日は、「成功する長期投資」(澤上篤人)を
読んでみました。
さっと読めそうだったので。
2時間ぐらいで読めたかな。
春に稲を植えて秋に収穫するように、花の種をまいて
じっと花が咲くまで待つように、そんな感覚で
長期投資をしましょうよ、という内容でしたね。
株価が低迷しているときに、きちんとした会社の
株を買っておいて、あとは実りの秋がくるまで
じっと待つ、という感じですね。
自分も、そういう感覚でやっていきたいです。
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長期の株式投資といっても、別に難しいことをする必要はない。
花や作物を育てる気持ちで、株を買えばそれで十分。
種を蒔くべき時に蒔いて、あとはじっくり待つ、ただそれだけ。
時間さえたてば、花は咲き作物は実るように、株式投資の
リターンもついてくる。
どんな企業も一晩で急成長することはない。やはり、三年四年
五年と時間をかけて、事業基盤を固めながら成長していく。
だからこそ、作物が実るのを待つような気持ちが、株式投資
にはピッタリくるのだ。
ところが、6年で2倍になったということは、年率にすると、
12、3%でまわったことになる。年率で、12、3%でまわれば、
100万円が10年で319万円になってしまう。
20年なら、なんと、1017万円にもなるのだ。
すこしだけでも保有しているからこそ、次の不景気で株価全般
が大きく下げたときに、スーッと買いに入れる。まったく保有して
いないと、「もう少し様子をみよう」といって買いを見送ってしまう。
これは投資家特有の真理である。
「投資していて一番悩ましいのは、自分が買った銘柄が
さっぱり動かないのに、他の株がどんどん上昇する時。
「なんで俺、こんな銘柄を買ったのか。あっちの値上がり
している株、よほど買うかと思ったのに」とグチリたくなる。
これは危険信号。そこで、「いやいや、俺は長期でサポーター
になろうと、この株を買ったのだ。チームが負けても応援し
続けるぞ」と、腰をすえられたら立派。
#いやぁ、確かに、こういうのは悩ましいよね。
#こういう悩ましい銘柄は持っていますね。
#投資額が比較的大きいのに、その投資額の半分にも
#みたない銘柄よりも、儲けが少ないというやつが、
#ありますね。
#悩ましいよねぇ…。
#いづれ、花がさくでしょうから、それまでじっと待ちましょうかね。
そして、株価が華々しく上昇している隣の銘柄に乗り換える。
「ようやく、貧乏神にとりつかれた株とおさらばできた」と胸を
なでおろすのも、ほんの束の間のこと。
皮肉なもので、その頃から見限った株が上昇に転じ、「隣の
芝生は真っ青」だったはずの乗り換えた株が天井を打つ。
#いくつか、こういう感じの銘柄がありましたね。
#実際に乗り換えてはいないのですが、上がらないなぁ、
#と思っていたのが、いきなり上がり始めて、上昇率の
#トップ圏内に入ってきたりしましたね。
#分からないもんですね…。
株価ではなく、利益成長を追いかける。
多くの場合、隣の芝生が青く見えてタマラない時に、もうひと
踏ん張りできるかどうかが勝負の別れ道となる。
勝負というと大げさかもしれないが、筋金入りの長期投資家
になれるかどうかが決まってくると断言しよう。
このような大暴落相場に直面して、われわれ長期投資家はちゅうちょ
しない。即座に行動する。もちろん、買いの行動だ。
日頃からリサーチを重ねており、長期スタンスで買っておきたい
銘柄が山ほどある。
相場は面白いもので、誰もが儲けようとギラギラしている。そのくせ
して心のどこかでは「早めに利食っておいた方がいいんじゃないの」
といった、バランス感覚が働いている。
このバランス感覚が何かの折に、ドワっと膨れあがる。
10年20年30年と時間がたつのは、遅々としていると思うかも知れない。
しかし、投資収益の積み上がり方は、複利だから尋常ではない。
自分の財産が右肩加速上がりの「指数曲線を描いて」増えるのだ。
ある程度まで財産作りの成果が積み上がってこないと、なかなか
実感が湧いてこないのは仕方がない。長期投資も財産作りも、成果が
見えてくるまでがシンドイところ。
もう1つ、もっと重要なことは「財産づくりの初期から中期にかけては、
できるだけ無理をした方がいい」点。それだけ財産づくりの目標が
前倒しで達成できる。
先ほどの100万円でも、当初の投下資金だけなら23年たって、
ようやく1000万円に達する。もし、翌年から毎年100万円ずつ
積みましていくとしたらどうなるだろう?
驚くなかれ、10年後には、1813万円、15年後には4007万円
になってしまう。
これも捕らぬタヌキの皮算用と言ってしまえばそれまでだが、財産
作りでは少しぐらい無理して積みますほど、時間の経過とともに
大きな差がつく。
#うむむ、なるほど。
#毎年、100万ほど、積みましていくか!!
自分のお金を長期運用の路線に乗せておいて、ある程度の財産
づくりが見えてくると、そこから先の人生に対する安心感のような
ものが感じられるようになる。
#うむ、確かに多少安心感は出てきたなぁ。
この安心感が出てくると心強い。自分はもう生涯にわたって、お金に
関する不安から解放されたのだ、という意識をもてるようになる。
これを、ファイナンシャル・インデペンデンスという。
#経済的自立とかと似たような類だね。
簡単な話、好きな仕事をやって、自由自在に生きていける。会社や
組織にとらわれることなく、自分の意志と判断を大切にして毎日を
生活できる。そういった「優雅なワガママ」を貫いても、お金に
苦しむことはない。
お返しというと堅苦しければ、余裕が出てきたお金を「どう使うか」
が意識されるようになる。
たとえば、文化や芸術面でのパトロン、あるいは科学技術の振興
や職人技の伝承、ボランティアやベンチャー企業に対するエンジェル
など、何でも構わない。
#こういう形で、何かしら社会に貢献できればいいよね。
#理想だな。
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