「7つの習慣」を読む。
実に面白い!!

「成功の9ステップ」CD5枚目を聞く。
なるほど!
「7つの習慣」と共通点があるね。。
ジェームス・スキナーは、「7つの習慣」を日本に
持ってきただけあって、根っ子の部分に「7つの習慣」
の考えをきちんと構築しているんですね。

今日は、本とCDの2つから同時に、
「我々には刺激に対してどういう反応をとるかという自由がある」
ということを学びましたね。
2つから同時だったので、少し違う角度から同じ事を
みれた感じがして、なかなか良かったです。

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パラダイム転換

インサイド・アウト
自分自身の根本的なパラダイム、人格、動機などを
変えることから始めるということである。
#自分の視点、自分のパラダイム、自分の考え方、
#自分の行動、自分の体の使い方、自分の言葉、
#自分の焦点、自分の思想、自分の哲学、自分の人生観…、
#そういうのをまず変えるってことですかね。

インサイド・アウトの考え方では、私的成功が公的成功に先立つ。
つまり、他人に対して約束をし、それを守る前に、まず自分自身に
対する約束をし、その約束を守らなければならないということなのだ。

「我々は探求をやめてはならない。そして、我々のすべての
探求の最後は、初めにいた場所に戻ることであり、その場所
を初めて知ることである」
#スパイラル的な発展ですか…。

人生の扉を開く「7つの習慣」

人生は繰り返す行動の総計である。
それゆえに優秀さは単発的な行動にあらず、習慣である。
#習慣は、大いなる力だと思います、ほんとに。

習慣は、知識とスキルとやる気という三つの要素からなっている。
#この3つをきちんと積み上げることで、スパイラルに、
#螺旋状に発展していくようですね。


この「7つの習慣」を身につけることにより、次第に依存から
自立へ、そして自立から相互依存へと成長していく。
#”自立”の次に、”相互依存”というものがくるとは
#全く持って思いもよらなかった!
#そうそう段階があるとは…。
#いわゆるWin-Winとは、相互依存の段階に存在するのかな。

依存状態にいる人は、「あなた」というパラダイムを持っている。
「あなた」が私の世話をする。
「あなた」が結果を出してくれる。
「あなた」がやってくれないとだめだ。
結果が出ないのは「あなた」のせいだ、
ということである。

自立は「私」とういパラダイムである。
「私」はできる。
「私」の責任だ。
「私」が結果を出す。
「私」は選択できるということである。

そして、相互依存は「私たち」というパラダイムである。
「私たち」はできる。
「私たち」は協力する。
「私たち」が才能と能力を合わせれば、もっと素晴らしい
結果を出すことができる、ということである。

自立的な考え方だけでは、相互依存的な現実に対応できない。
自立していても、相互依存的に考えたり行動したりするまで
成熟しきれていない人は、独立した生産者として好業績を
上げることはあっても、チームの良いメンバーやリーダーに
なることはできない。それは、夫婦、家族、組織などの難しい
現実の中で成功するのに必要不可欠な相互依存のパラダイムを、
その人が、身につけていないからである。

また、精神的な相互依存ができていれば、内的に自分自身の
価値を強く感じながらも愛の必要性を認め、ほかの人に愛を
与えることも、ほかの人からの愛を受けることもできる。
そして、知的な相互依存をしていれば、自分の考えだけでなく、
ほかの人の優れたアイディアや思考をも活かすことができる。

P/PCバランス
P:Perfomance(目標達成)
PC:Performance Capability(目標達成能力)

PとPCのバランスを維持していれば、娘は気持ちよくいちいち
言われなくても掃除を行う。娘は掃除をすると約束しているし、
その約束を守る自制心がある。娘は貴重な資源であり、黄金の
卵を産むことのできるガチョウだということである。
ところが、あなたのパラダイムが目標達成にのみ集中していれば、
部屋の掃除をするように終始小言を言っては娘を悩ますことだろう。
また言うことを聞かないとなると脅迫や叫び声をあげるといったものに
エスカレートし、その結果、黄金の卵を手に入れたいあまりにガチョウ
の健康と育成を台無しにしてしまうのだ。

P/PCバランス(黄金の卵とガチョウの健康のバランス)を維持するには
難しい判断が要求される。しかし、それこそが効果性の本質なのだ。
#仕事で、利益を優先しすぎるのは、このPが大きくなりすぎた状態
#なんだね。バランスが悪くなった状態なんだね。
#利益優先の結果、社員をこき使うというか、そういうバランスの悪さだね。


「第一の習慣 主体性を発揮する」

自己責任の原則

問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である。

想像を絶するほど下劣で人間の尊厳を汚す状況の中にあって、
フランクルは「自覚」という人間の独特の性質を活かし、人間の
本質にかかわる基礎的な原則を発見した。
つまり、人間は刺激と反応の間に選択の自由を持っているということである。
#今日聞いたCD(5枚目)も、概ねこういう内容でしたね。
#反応を選べる自由がある、ということですかね。
#出来事を解釈する自由がある、ということですかね。
#さすがに、「7つの習慣」を日本に持って来た人だけ
#あって、スキナー氏は、こういう考えが土台に存在
#するんですね。

この人間の独特な性質---選択の自由---を発見することにより、
フランクルは正確な自己パラダイムを描き、効果的な人生を営む
最も基礎的な習慣を身につけ始めた。
それは、主体性を発揮する習慣である。

主体性を持つということは、率先力を発揮するだけではなく、
人間として自分の人生に対する責任をとるということである。
私達の行動は周りの状況からではなく、私たち自身の選択に
よって決まるのだ。

自分の人生に対する責任を放棄すると、反応的になる。

主体的な人は、自分の天気を持ち合わせている。
雨が降ろうが陽が照ろうが関係ない。彼らの行動は
価値観に導かれており、質の高い仕事をする価値観を
持っていれば、天気がどうであろうと関係ない。

「自分の価値観に基づき行動する」ことは、主体的な人の最も
基本的な性質といえる。反応的な人は「その時折の感情、
状況、条件づけ、環境などに左右される」が、主体的な人は
深く考え、選択し、内面化した価値観に基づいて自らを
支配するのだ。
#これは、つまり反応を意識的にコントロールするということではなかろうか。
#スキナー氏のフィルターを通すと、これは、反応を意識的に成功に結びつく
#ようにコントロールしましょう、ってことになるのかな。

「自分自身の心に問いかけてみたんです。本当に自分の反応を
選択する力なんてあるんだろうかと。そして、突然、私には
その力があるってひらめいたんです。そのつらい事実を受け入れて、
みじめなありさまを自分で選択していたっていうことが分かったんです。
そして同時にみじめにならないことも選択できると悟った瞬間、
私は立ち上がってしまった。」

私自身の経験からも、フランクルの考えは、正しいと思う。
重要なのは、人生の経験にどう反応するかということであり、
どういうパラダイムを持つかということである。

率先力を発揮することは、自分から進んで状況を改善する
行動を起こすようにすることである。


ところが、これこそが、単なる前向きな姿勢やプラス思考と、
主体性の違いなのである。私たちはまさに現在の状況と
今後予測される厳しい現実を直視していた。同時に、その
状況や予測に対して積極的な反応を選択することができる
という現実も認識していたのである。
#前向きな姿勢や、あくまでも主体性の後にでてくるものなのかな?
#主体的に積極的な反応を選択した結果、前向きな姿勢が
#表れてきたって感じかなぁ。


「僕はそういう人間なんだよ。生まれたときからずっとそうだし、
変えられない」
---自分は生まれたときに決定づけられている。だからそういう
問題については、自分では何もできない。

「できないよ。時間がないんだ」
---時間という制限が、自分をコントロールしている。

反応的な言葉がなぜ重要な問題なのかというと、それが心理学でいう
「自己達成予言」になるからである。
#これは、スキナー氏が言っている
#体、言葉、焦点の3つのうちの言葉だね。


主体的な人は、努力と時間を影響の輪の中に集中させ、
自らが影響できる事柄に働きかける。
#そうか!
#だから、問題が起きたときなどは、問題をきちんと把握して
#次の一歩に注力するのが大事なんだね。
#それはつまり影響の輪の中で働きかけるということか。
#週末起業も、この発想なんだろうね。

一方、反応的な人は関心の輪に集中している。他人の欠点、
周りの環境、自分のコントロールの及ばない状況などに集中する。
これらのものに、集中すると、人のせいにする態度や反応的な
言葉、あるいは被害者意識をつくり出すことになる。
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「主よ、変えるべき変えられることを変える勇気を、変えられないことを
受け入れる平和を、そしてその区別をつける智恵を与えたまえ」


「知るもんか。あの社長は定年退職なんかしないだろ」

しかし、そうした経営幹部の中で、ひとりだけ主体的な人物がいた。
彼は感情ではなく価値観に基づいて行動していた。彼は率先力を
発揮し、言われる前から先を予見し、社長の気持ちを読もうとしていた。

彼は社長の弱点を認識してはいたが、それを批判するのではなく、
それを補うようにした。

そして、社長の長所を活かすように努めた。
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関心の輪は「持つ」ことに満ちている。
「家さえもてれば幸せになれる」
「もっと親切な上司を持っていたら…」

影響の輪は、「なる」ことに満ちている。
「私はもっと忍耐強くなれる」
「もっと賢くなれる」


本当にその状況を改善したいのであれば、コントロールできる
唯一のもの---自分自身---に働きかけることである。
妻を正そうとすることをやめて、自らの欠点を取り除くことに
働きかけることである。素晴らしい夫になることに集中し、
無条件に妻を愛し、支えるようにすることである。願わくば、
妻もあなたの主体的な模範の力を感じ取って同じようにして
ほしいと思うだろう。しかし、彼女がそうしようとしまいと、
状況を改善する最もよい方法は、自らのあり方に働きかけ
続けることなのだ。
#うむ、自らのあり方に働き続けてみるか!


本当の意味からすると、人が深い傷を受けるのは、他人の
行動によるものではないし、まして自分の間違いによるもの
でもない。それにどう反応するかによって傷を受けるのだ。


自分自身や人に対してする約束とそれに対する誠実さが、
私たちの主体性の本質であり、その最も明確な表現だろう。

ここにすぐに自分の主導権を取り戻す方法を2つ提案したい。
ひとつは、約束をし、それを達成するために働くことである。
もうひとつは、目標を設定し、それを達成するために働く
ことである。


「第二の習慣 目的をもって始める」

第二の習慣は、生活の様々な状況に当てはまるものであるが、
最も基礎的な応用は、すべての行動を測るための尺度として、
人生の最後の姿を描き、それを念頭に置いて今日という一日を
始めることである。

「活動の罠」---日々の生活の忙しさに追われ、やっていること
そのものに意味があるかどうかを考えないありさま---の中に
自分自身を見失い、成功のはしごを昇り詰めて頂上に達した時、
はじめてそのはしごはかけ違いだったと気がつく人がなんと
多いことだろう。

葬儀で述べて欲しい弔辞を注意深く見つめれば、あなた自身の
本当の成功の定義を見つけることができるだろう。
#自分の葬儀で、どういう弔辞を言って欲しいか、考えてみました。
#「人生をよく頑張った、よく生き抜いた、立派だった」という
#のが自分の望みですね。
#別にえらくなくてもいいんだよ。
#よく生きたと思われれば、それでいい。
#ちゃんと人生を全うしたと思われれば、それでいい。
#そう思った。
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